■不景気風吹き飛ばせ!/黒石名物旧正マッコ市
黒石市の最大の商業イベントである伝統の「旧正マッコ市」は1日早朝、一斉に繰り広げられた。商店街協同組合による「福まき」は人、人、人…で埋め尽くされ、甘酒やおしるこで早朝の買い物客を歓迎。“マッコ”(景品)をサービスして日ごろの利用に感謝し、買い物客は真冬の商業イベントを満喫した。
「福まき」は午前5時に横町で始まった。ひさしから一斉にまき始められ、旧正月にちなんだ紅白のうんぺい菓子、節分にちなんだ落花生、マッコ引換券や現金の入った袋をつかもうと必死。中には紙袋を広げて「こっち、こっちー」。午前9時の2回行われ、まいた「福まき」は2000個。
「夢札」は家族連れなどが次々に訪れ、1等10万円(商品券)などに夢を託した。中心商店街は核店舗がないため今年も分教型だったのに対して、郊外などの大型店は、開店前に駐車場がほぼ満車状態になるほど大変なにぎわい。集客力の違いを見せつけた。
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